探偵と興信所の教科書−探偵と興信所の仕事、基礎知識。探偵を目指す人すべての入門書

探偵に最低限必要な機材

●自ら仕事を請け負うのであればかならず必要になる5つの機材
探偵に必要な最低限の機材を、5つ挙げられます。 
@パソコン一式
これは一般の職業でも同じかもしれませんが、契約書の作成や報告書の
作成まで、現在ではパソコンがなければ仕事になりません。
もちろんインターネットが長く使えて、プリンターに接続されているも
のが必要です。
必ずしも携帯できるパソコンを持つ必要はありませんが、出張先で報告
書を作成したりする場合には、持っていれば便利です。
Aバイク(地方なら車)
探偵の仕事でもっとも多いのは尾行調査です。尾行相手は、電車にも乗
れば、タクシーにも乗ります。
車で移動する場合も少なくありません。
東京都内など、都市圏では尾行のためのバイクが必要です。
自動車では渋滞に引っかかることも多く、失尾(見失うこと)する可能性
が高いからです。
バイクは、荷物を多く積めるビッグスクーターが最適です。
ただし、地方では車のほうがいいと思います。地方ではバイクが少なく
、かえって目立ってしまうからです。
目立たない、というのは探偵の基本だからです。
車の場合、1500CCクラスの小型車で足りますが、車窓にはスモーク
を張り、目立たないカーテン類も必要です。
車内から撮影する場合があるのでスモークは薄手が望ましいですが、長
時間の張り込み時に車内を覗かれる場合もあるので、カーテン類などで
車内を隠すことも必要になります。
BICレコーダー
カセットレコ〜ダーを愛用する人もまだいますが、小型のICレコーダ
ーの方が明かに優れています。
不慣れなICレコーダーは、きちんと録音されるかどうか不安、という
人もいますが、カセットレコーダーよりも、明らかに性能は上です。
Cデジタルビデオカメラ
やはりこれも性能がいい機種を選ぶべきです。ポイントは、ナイトショ
ット(暗いところでの撮影)に優れた機種を選ぶこと。望遠機能などより
も、ナイトショットでの撮影のほうが必要に迫られることが多いからで
す。
基準は、最低照度が10ルクス(ローソク4本文の明かりで撮影可能)以
下のものです。これぐらいの照度がないと、実際の調査で役に立ちませ
ん。
また、カメラは、探偵なら一眼レフを使いこなすべきではないでしょう
か。
機材を使いこなすことができるかどうかは、探偵にとって必要なことで
すが、一眼レフを使いこなすことは、依頼人に対しても、アピールにな
ります。
依頼人の納得度が違うのです。誰でも持っているような小さなデジタル
カメラでは、ほんとうに必要な撮影ができるのか、依頼人は不安になる
ものです。
D広帯域受信機
これは、盗聴機の発見に使う機材です。盗聴機がすぐに手に入る時代で
す。
これだけはテレビでも取り上げられているとおり、確かに需要がありま
す。盗聴機を探す依頼は少なくありませんから、用意しておくほうが賢
明です。
基本的に必要な機材は、この5つです。
探偵といっても、いつも特殊な機材を使うわけではありません。
特殊な機材については別に触れますが、まず基本的な機材を使いこなす
ことが先です。
とくにパソコンやICレコーダー、デジタルビデオカメラなどは様々な
機能がついており、使いこなすことは、意外に簡単ではありません。
特殊な用途がある場合は別ですが、機材は、いつでも、すぐに使えるこ
とが大切です。