●十分に説明をし、同意を得てから契約を交わす。支払いに関するトラブ
ルは数多い
100件の調査があって、その全てが100%依頼人の思うような結末を
迎える事は、まずありません。
しかし、依頼主は120%の成功を期待しています。
依頼主とのトラブルを避けるためには、依頼内容をきちんと聞き、こちら
ができることと、できないことをきちんと説明して、できることなら調査
の見通しも伝えておくことです。
しかし、それだけ事前に説明を尽くして、その場で依頼主が納得したとし
ても、思うような調査結果が得られないと、納得しないのが依頼主なので
す。
思うような調査結果が得られないと、どんなに誠意を尽くしても、場合に
よっては「悪徳探偵」呼ばわりされたり、逆恨みを買ってイタズラ電話に
悩まされたり、時には警察に通報されてしまうことさえあります。
警察に通報されても、もちろんこちらに問題はないのですから、何かに問
われることはありません。
しかし、依頼主というのは、それだけやっかいな存在でもあるのです。
それでも、トラブルを防ぐためには、事前の合意と納得を取り付けること
と、場合によっては依頼を断ることしかありません。
また依頼主は、期待した調査結果が得られないと、調査費の支払いを拒む
グースもあります。これもまた、事前の合意があったにもかかわらず、で
す。
例えば浮気調査をして、ターゲットが浮気をしていなかった場合です。依
頼主が勘違いしていたわけですが、こうしたとき、調査費を払いたがらな
い依頼主はいます、
さらに、依頼主は、調査の進行状況を聞きたがります。
調査の進行状況を逐一伝えてしまうと、依頼王は途中で納得してしまい、
もしくは目当ての調査結果を手に入れてしまい、これもまた、調査費の支
払いを拒むことになりかねません。
かといって、調査の進行状況を何も知らせないのも、依頼主を不安にさせ
ます。依頼主を安心させるために、調査の進行状況をある程度知らせるの
もひとつの方法です。
例えば、調査の進行状況を知らせる場合には、調査費を前払いにするなど
、工夫が必要です。
難しいのは、「成功報酬制」が取りづらいことでしょうか。
冒頭で説明したとおり、調査が1100%成功することは、まずありませ
ん。
尾行調査でも、依頼主は何かがあると思っているのですが、何も出てこな
い場合もあります。
依頼主にとって、それは調査の成功ではありません。
しかし探偵にとっては、調査を完全に果たしているのですから、規定の調
査費を請求するのは当然です。
何か商品を売るのでもなく、かといって、出来高制で報酬を受けるわけに
もいかない。これが探偵業の難しいところでしょうか。